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訪問販売で売れるためのコツ19選|飛び込み営業15年の即決術

訪問販売で売れるためのコツ19選|飛び込み営業15年の即決術

訪問販売の成果は、気合や根性だけで決まりません。営業は科学することが可能で、営業プロセスを分解して改善すれば誰でも成果を上げられます。

本記事では、飛び込み営業15年の現場経験と、数多くのトップセールスを育成してきた営業ノウハウを凝縮し、即決を得るための19のコツを解説します。

事前準備からアプローチ、断り文句から契約やアポイントを獲得する応酬話法まで、飛び込み営業の極意を記載しているので、参考にしてください。

中村 怜史
中村 怜史
監修
メルセンヌセールス
営業歴15年トップエージェント
BtoC訪問・賃貸営業で部長を歴任。500名以上のメンバーを育成し、成果を出す営業人材を輩出。現場で培ったノウハウを強みに、未経験・20代の営業志望者を中心に、個々の志向やキャリアビジョンに応じた営業キャリア支援を行っている。
転職を考えてない方でも気軽に相談できる

訪問販売はプロセス毎に改善すれば売れる

訪問販売の営業プロセス

訪問販売は、プロセスごとにコツがあります。プロセスごとのコツを知ることで、自分の苦手や失敗ポイントがわかり、改善できるようになれば必然と売れます。

営業は、才能や根性といった不確かな要素ではなく、営業を科学することで再現性高くトップセールスに近づくことが可能です。

多くの営業が成果を出せずに苦しむ理由は、営業プロセスをなんとなく感覚で進めていることにあるので、ノウハウを学んで分析・改善できるようになりましょう。

改善ポイントの把握はメルセンヌセールスで相談

メルセンヌセールスクリエイティブ

訪問販売での改善ポイントを客観的に明確したい方は、営業特化の転職エージェント「メルセンヌセールス」を活用しましょう。

ヒアリング力や提案力、クロージング力など、営業プロセスごとの強みや改善ポイントを整理できるため、自分では気づきにくい課題を把握できます。

LINE登録後は無料で相談できるため、訪問販売のスキルを見直したい方は、メルセンヌセールスで営業経験が豊富なキャリアアドバイザーに相談してみましょう。

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訪問販売の事前準備のコツ5選

1.身だしなみを整える

メラビアンの法則

訪問販売は、第一印象が勝負です。メラビアンの法則にあるように、話す内容は7%しか顧客に影響を与えず、見た目は55%も好印象を与えます。

衣服の清潔感や髪型、爪が短いか、靴の汚れはないかなど、外見を整えられているかを訪問前に確認しましょう。

身だしなみはマナーです。外見だけで顧客に好印象を持ってもらえるので、気にしないという人は大きく損をしています。

2.マストワン設定を行う

訪販の事前準備では、マストワン設定が重要です。マストワンとは、今日絶対に達成する最も重要なことを1つだけ設定することです。

例えば「今日は必ず3人とクロージングまで話す」など、会社が掲げる数字とは別の目標を設定することで、行動の質と集中力が高まります。

当記事にあるコツの中から、今日は◯◯に気をつける!という意思決定をするだけで、日々の成長が段違いになります。

3.業界・市場・競合を把握する

営業パーソンであれば、理論武装は絶対です。顧客と対等以上な関係になるためには、まず商材について専門知識を深める必要があります。

商材以外にも、市場や業界動向、競合についても知識を得ることが自信となり、立ち振舞いやトークの流暢さに繋がります。

また、会社に蓄積されている顧客事例を集めることも重要です。商談中に実績や顧客の声を語ることで、説得力がでるようになります。

4.トークスクリプトを習得する

会社に用意されているトークスクリプトは、すべて覚えましょう。スクリプトを覚えることで、基本トークだけではなく商談の流れもイメージできます。

スクリプトはただ読むのではなく、自分の言葉として自然に話せるようになるのがポイントです。

抑揚や間、声のトーンや声量まで意識しましょう。模範として、トップ営業のしゃべりを真似るように練習するのがおすすめです。

5.ロープレとシャドーロープレを繰り返す

営業ロープレは、営業活動を模擬的に行うトレーニングです。ロープレを重ねることで、営業の流れやアウト返し(断りへの切り返し)を習得できます。

ロープレでは、顧客役が営業役を評価し、改善点を指摘します。営業は、自分で認識できなかった課題や弱点を把握できるため、改善しやすい特徴があります。

忙しくてロープレが出来ない場合は、シャドーロープレがおすすめです。シャドーロープレというのは、顧客を妄想し、1人でロープレを行うことです。

私も、電車などの移動時間中は『自分がこう言ったら、お客様はこう言う。そしたら、このように切り返す』といったシャドーロープレを行ってました。

ロープレは、やればやるほど成果に繋がります。ロープレしない人よりも、商談の経験数が段違いに増えるため、売れないわけがありません。

訪問販売の訪問時のコツ3選

1.営業対象を選びすぎない

訪問販売では、顧客を選びすぎると売れなくなります。ターゲットを明確にすることは大切ですが、本来はニーズがある顧客を見落とすリスクが高いです。

また、対象を選ぶことで訪問件数が減り、営業機会を損失することで、自分の営業の改善点が見えなくなってしまうことで負のスパイラルに陥ります。

絶対に対象にならないと会社が定める家以外は、全て訪問しましょう。他の営業が対象を選びすぎて出会えなかった顧客に会える確率も増えるので、絶対に成果がでます。

2.インターホン映りを追求する

訪問販売は、対面率を高める努力をすべきです。インターホンでは、カメラに近づきすぎず、半歩ほど下がった距離でリラックスしていることが基本です。

訪問が多い仕事は、警察・宅配・工事・営業・宗教がありますが、対面率が高いのは警察と宅配です。警察にはなれないので、宅配寄りの雰囲気を模範としましょう。

営業というよりも、作業という感覚で待つのが宅配員の雰囲気です。警戒心を和らげるためにも、インターホンでの立ち位置と雰囲気にこだわりましょう。

3.インターホン時に話しすぎない

インターホン時のトークは、話しすぎないように注意すべきです。名乗り+訪問目的+「お願いします」以外は、できるだけ喋らないようにしましょう。

余計な情報は、断る理由に繋がります。宅配の雰囲気を模範とすることを考えても、不要なトークがいらないことがわかります。

ちなみに自社名と訪問目的は、絶対に告げて下さい。訪販では特定商取引法を守ることが絶対であり、誤解を招かない正確な情報提供が必要です。

▼訪問販売の注意点!3つのNG行動はこちら

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訪問販売の興味付けのコツ3選

1.興味を持ってもらうことに集中する

訪販流  AIDA(アイダ)の法則

訪問販売では、売ることよりも、まずは興味を持ってもらうことが重要です。顧客に選ばれるには、話を聴く姿勢になってもらう必要があります。

知らない人が来たら、最初から聴く気にはなれません。自分や会社、商材に興味を持ってもらい、聴く姿勢を作ってもらうことがスタートラインです。

AIDAの法則で言えば、顧客は初めは警戒状態にあるので、興味・関心モードにはいってもらうことに集中しましょう。

  • 営業「今の電気代はおいくらぐらいなんですか?」
  • 顧客「うーん、大体◯◯円ぐらいかな。」
  • 営業「えっ!??本当ですか?」
  • 顧客「えっ?!」(そんなに高いの?皆いくら?)

例えば新電力のセールスでは、いきなり営業話をするのではなく、顧客の興味をひくトークとリアクションから対話を初めましょう。

2.インパクトアプローチトークを磨く

インパクトアプローチとは、顧客に興味をもってもらうセリフをワンフレーズで伝える技術です。営業の最初のトークにインパクトをもたせると、顧客に聴く姿勢を作ってもらえます。

売り込みだと思わせず、相手の脳内に「?」や「!」を生み出し、興味関心のスイッチを入れることがゴールです。

例えば太陽光パネルの訪問販売をするのであれば、売り込みより先に「なんでこんな良い屋根なのに、太陽光付けてないんですか?!」と投げかけましょう。

顧客から「え?!(良い屋根って何?太陽光ってつけないと損なの?)」と興味を持った反応をしてもらえます。

相手や状況に合わせて、興味を引くことができるインパクトアプローチを用意しましょう。

3.不信の壁を突破する【4つの不】

4つの不

営業には、解決すべき4つの「不」があります。 4つの不とは不信・不要・不適・不急のことであり、特に訪問販売は「不信」が大きくなるので最初に解消が必要です。

不信は「あなた誰?」を解消することで突破できます。会社情報や実績、お客様の声、数値化されたデータなどで不信をなくしましょう。

また、営業の態度やトークでも不信が生まれます。不の壁に阻まれないように、プロフェッショナルとしての話し方や立ち振舞いを心がけることも重要です。

訪問販売の商談のコツ5選

訪問販売のうまい人は、売り込みトークから商談に入りません。まずは顧客の不安や負担を解いていき、徐々に本旨にはいる手順で進めます。

飛び込み営業の天才と言われる人も、実際の現場をみてみると、まず不安と負担を無くすことに専念しています。

1.売ることより不安を和らげる「深堀り質問」

不安を和らげる「深堀り質問」
詳細を促す 「そのお話、もう少し詳しく伺っても宜しいでしょうか!」
具体への昇華 「そうなんですね!具体的にはどういうことでしょうか!」
真意の確認 「・・・とおっしゃいますと?!」
背景の確認 「なるほど勉強になります!そう考えるきっかけってあるんでしょうか!」
網羅性の担保 「すごくわかります!そうですよね!他にも気になるポイントはございますか!」

訪問販売で成果を上げるには、売り込み先行で考えないほうが得策です。売ることよりも、顧客の不安を軽減させて、きちんと話を聞いてもらえる状態を目指しましょう。

「考えます。」「またの機会に。」といったセリフは、不安からくる表面的な断りです。話すこと自体を怖いとおもってたり、商品や営業のことを不安に思っているから話したくないだけです。

顧客の不安を低減させるには、深堀り質問を行って、相手の話す量を増やすと効果的です。話すことで感情が整理され、顧客の思考が前進します(トーキング効果)。

また、顧客は初めから本音は言わないので、深堀り質問によって真のニーズや断る理由をヒアリングできることも大きなメリットです。

2.相手の話量を増やす「オープンクエッション」

顧客が話すと売れる理由

  • 返報性の法則がはたらく
  • 心理的安全性が構築される
  • 顧客に自分事化してもらえる
  • 真のニーズを発掘しやすくなる
  • 売り込みのプレッシャーが消える

訪問販売では、顧客に話してもらう話量を意識することが重要です。会話の黄金比率7:3という鉄則があるように、顧客に気持ちよく話してもらうと成約率は上昇します。

そのためにオープンクエッションを使うのがおすすめです。尋問のようなYesかNoを求めるクローズドクエッションとは違い、会話量が増えていきます。

  • NG例:Yes/Noで終わる
  • 「電気代高いですよね?」
  • OK例:
  • 「最近の電気代、どんな印象を持たれてます? 」

Yes/No質問ばかりではなく、Why / How / What ifといったオープンクエッションを使いこなせるようになりましょう。

3.顧客が話しやすくなる「魔法の枕詞」

魔法の枕詞
負担を減らす 言える範囲で大丈夫ですが、今の電気代ってどれくらいですか?」
未来想起(If話法) もし仮に、電気代を安く出来たら嬉しくないですか?」
コストの最小化 1つだけ宜しいですか。現在考えている電気代を安くする方法ってありますか?」
第三者話法 「最近、電気代が妙に高くなったと言われてるじゃないですか?◯◯さんは、どう思いますか?」
損の周知 いただいた時間を無駄にしないようにお伺いするのですが、電気代を安くする話だけでも聞いてみませんか?」

枕詞を意識することで、顧客が話しやすい環境を作れます。顧客の思考を前に進めるためには、魔法の枕詞を覚えておきましょう。

顧客は、断りたいから対話を拒否するのではなく、思考したり喋ることを負担に思って断りをいれてきます。

従って、会話しやすくなるように(負担を軽減するために)、枕詞を使いこなすのは営業の鉄則だと言えます。

4.プレゼンには「顧客の文脈」

訪問販売では、顧客の会話内容=文脈を取り入れた商談を心がけましょう。一方的な商品説明ではなく、顧客の質問や会話にでてきたネタを織り交ぜるべきです。

顧客は初対面の営業に対して「自分には関係ない」「売り込まれたくない」という防御本能を持っています。スクリプトを読み上げるだけでは、防御をさらに強固にするだけです。

例えばヒアリングで拾った断片的な情報を、大義名分へと変換します。リフォーム営業であれば「うちは古いから」という断りを、「だからこそ、対策が建物に必要です」と語り直しましょう。

自分の発した言葉が提案根拠になるため、顧客は反論しづらくなります。単なる商品説明に終始せず、目の前にいる相手に合わせた内容で商談を進めることをおすすめします。

5.テストクロージングは3回以上

クロージング回数と成約率

回数 クロージング3回の手順例
1回目 「もしこの課題が解決できるなら、理想的だと思われますか?」
2回目 「ここまでの内容で、ご不安な点や『自分には合わない』と感じる部分はございますか?」
3回目 「もし仮に条件面がクリアになれば、前向きに進めてみたいというお気持ちはございますか?」

訪問販売の成約率を分けるのは、本クロージングではなく、商談中のテストクロージングの回数です。トップセールスは、1回の商談で最低3回以上のテストクロージングを行っています。

複数回のテスクロが必要なのは、顧客の4つの不(不信・不要・不適・不急)をあぶり出し、解消するためには1度の問いかけでは不十分だからです。

営業の約44%は1回目の拒絶で諦めます。しかし、成約の80%は5回以上のやり取りの末に決まるという統計(※1)もあり、テストクロージングの回数と成約率は明確な相関関係にあります。

テストクロージングは、顧客の判断基準を明確にするためのプロセスです。回数を重ねるほど、顧客のやらない理由が消失して成約率が高まります。

早期に断る理由を特定し、先回りして解消することで、最終的なクロージングは、背中を優しく押すだけの極めてスムーズな儀式へと変わります。

※1参考:97の重要な営業統計:HubSpot State of Sales レポート

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訪問販売のクロージングのコツ3選

1.「検討します」 「考えます」で終わらせない

顧客の「検討します」の正体

クロージングの際に出る「検討します」「一度考えます」という言葉を、そのまま受け入れてはいけません。訪問販売においての検討しますは、丁寧な断りであるケースが大半です。

クロージングの目的は単に契約を迫ることではなく、顧客の判断基準を明確にすることです。顧客が検討したいと言ったときは、まだ信用・必要性・適合性・時期のいずれかに懸念が残っています。

何に疑念がのこっているのかを、クロージングのオープンクエッションで導き出し、具体的な断りの理由をあぶり出すことで、丁寧に解決して再度クロージングを行うべきです。

「検討します」で終話するのは、8割以上のチャンスを捨てることになるため、真摯にお客様の判断基準や断る理由をヒアリングしましょう。

クロージングのオープンクエッション
感触の確認 「ご家族の意見は一旦置いておいて、〇〇様個人の率直な感想はいかがですか?」
思考の整理 「もし◯◯が揃えば、具体的に前へ進めそうですか?」
誠意の伝達 「私にできることはありますか?やれることは何でもやります。今日の内容踏まえた資料は必要ですよね?」
将来イメージ 「これで◯◯ができたら、◯◯に良いですよね!」
ネック・基準の整理 「一番の引っかかりはどこですか?そこさえ解決すれば前進できると思うんです!」

2.ゴールデンサイレンスで思考してもらう

訪問販売の成約率を高める技術に「沈黙」があります。クロージングをかけた直後に訪れる沈黙を、セールス用語で「ゴールデンサイレンス(黄金の沈黙)」と呼びます。

未熟な営業は沈黙に耐えられず、自ら沈黙を破って補足説明を始めてしまいます。しかし沈黙の時間は、顧客が導入後の未来をイメージしている大切な時間です。

営業が口を開くと、顧客の思考の糸を断ち切り決断を阻害することになります。次に発言するのは必ず顧客でなければなりません。プロとして余裕を持ち、顧客の思考を待つことが成約率を高めます。

3.クロージングテクニックで背中を押す

テクニック概要
例話法 「実は、先月導入された近隣の〇〇様も、最初は全く同じことを仰っていました」と、類似事例を出すことで、顧客に自分だけではないという安心感を与えます。
資料転換法 言葉だけで説得せず、パンフレットやデータなどの視覚情報に改めて目を向けさせ、顧客の注意を断ることからメリットの再確認へと引き戻します。
希少性の原理 「限定10名」「今月中のみ」など、機会や数量の希少性を提示し、先延ばしを防いで決断を促進します。
損失回避 「今やらないと、毎月◯◯円損するじゃないですか?」など、現状維持リスクを明確化して背中を押す。人は得をする喜びより、損をする痛みを2倍強く感じる。
バンドワゴン 「東京都にお住まいの◯割が導入済みです。」と周囲の動向を伝えます。多数派に属する安心感を刺激し、導入への心理的ハードルを下げます。

クロージングには、心理学に基づいた技術が必要です。押し売りではなく、迷いを取り除くために必要な話法を習得しましょう。

説得力を裏付けるための資料転換法や、他者の事例で安心感を与える例話法など、状況に応じた技術を使い分けできると成約率が上がります。

統計上、成約の8割は3回~5回のクロージングの末に決まります。一度の拒絶で諦めず、粘り強く不安に寄り添うことが成果を高めるポイントです。

訪問販売の心得

断られるのは当然!断られてからが営業

訪販では、1件の成約には平均49回の断りが伴う

訪問販売における断りは、拒絶ではなく「挨拶」です。顧客は検討という脳の負担を避けるため、反射的に断るのが普通です(認知的不協和の解消)。

訪販では、1件の成約には平均49回の断りが伴います。成約や拒絶に一喜一憂せず、感情を挟まずロボットになったつもりで訪問を続けることが重要です。

人格否定されたと思って辛くなってしまう人もいますが、実際には断りに大きな理由はありません。自分自身が否定されているわけではないので、堂々とした態度で対等な対話を築きましょう。

顧客に興味を持つ

訪問販売では、商品を売る前に「目の前の顧客」へ純粋な興味を持つべきです。売り手の意図を消すことで、顧客の真の意思決定軸やニーズが見えてきます。

顧客に興味を持って対話すれば、4つの不(不信・不要・不適・不急)を解決するネタを顧客から話してもらえるので、結果的に売れる営業になります。

値引きは曖昧な断り文句だと認識する

営業では、「高いよ」「安くして」という言葉を真に受けてはいけません。判断基準が明確ではない顧客が、自分を守るために(断るために)反射的に使う言葉だからです。

価格調整に逃げず、顧客が本当に解消したい不安の正体を特定しましょう。価格ではなく価値への納得感こそが、成約に繋がります。

安易な値引きは、営業力を衰退させる麻薬でもあります。価格以外の価値で合意形成する技術を磨くことこそが、営業力を高める礎になります。

営業で成果がでる話法集

営業話法 話法の意味
フット・イン・ザ・ドア 小さな同意から始め、徐々に本来の要求へ繋げる話法。一度Yesと言うと行動を曲げたくない「一貫性の原理」を利用し、成約への心理障壁を段階的に排除する。
ドア・イン・ザ・フェイス 過大な要求で断らせ、妥協案として本命を通す話法。譲歩に対し報いたくなる「返報性の原理」が働き、本命提案の承諾率を劇的に高める高度な心理交渉術。
自己開示 「実は私も悩んでいて…」と本音を晒しだす話法。先に隙を見せることで顧客の警戒心を解き、深い安心感と共感を醸成する「信頼構築」の基本技術。
同調効果 「他の方も最初は不安でしたが…」と事例を添える話法。周囲と同じ選択をしたい同調心理を刺激し、決断への心理的ハードルを劇的に下げる。
一貫性の法則 「今日は寒いですね」など、小さなYesを重ねる話法。一度同意すると次もYesと言いたくなる心理を利用し、合意形成を極めてスムーズにする。
第三者話法 / 権威性 有名人の利用実績など、客観的評価を引用する話法。自分以外の権威を介在させることで、言葉の信憑性と説得力を第三者視点から高める。
コントラスト 高額案を先に見せ、本命を安く感じさせる話法。比較対象を作ることで、本来の商品の価値や割安感を際立たせ、顧客の迷いを効率的に断ち切る。
二者択一話法 「やるか否か」ではなく「AかBか」で問う話法。「断る」選択肢を思考から排除し、日程調整など「やる前提」の具体的な検討に導く。
ミラーリング 相手の仕草や話す速度を真似る話法。「自分と似ている=味方」という潜在意識下の錯覚を生み、初対面の壁を壊して短時間で強固な信頼関係を形成する。
バックトラッキング 相手の言葉をそのまま復唱する話法。「話を正しく理解してくれている」という承認欲求を満たし、顧客の満足度と会話の納得感を深める。

営業話法は、行動経済学や心理学、統計に裏付けされたトークノウハウです。営業職であれば、自然と使えるようにしておきましょう。

話法ではないですが、オーバーリアクションも重要です。「凄くわかります!」と大きく反応するだけで、顧客の気分を高揚させ、ポジティブな気分になってもらえます。

最強の切り返しフレーズ「ちょうどよかったです」

顧客:「今は忙しいから...」
営業:「お忙しいですか?ちょうどよかったです!手短に30秒で終わるよう要約して参りました!」
顧客:「他社で聞いたばかり...」
営業:「他社様で聞かれましたか?ちょうどよかったです!比較対象がある今こそ、弊社の良さをご理解いただけます!比べて下さい!」

訪問営業の最強話法は、「ちょうどよかった!」です。相手の拒絶を検討すべき理由へと変換し、興味をもってもらえます。

営業の予期せぬ肯定は、相手の脳に「なぜ?」「なに?」という違和感を与えて、会話を進展させることができます。

相槌の「さしすせそ」で気持ちよく会話

最高です!さすがです!
知らなかったです!
すごい!素晴らしいです!
センスがすごい!世界一!
その通りですよね!そうですか!

営業中に、会話を盛り上げ、相手にもっと話したいと思わせる魔法の相槌が「さしすせそ」です。

話し上手ではないと悩んでいるのであれば、相槌のさしすせそを駆使して、顧客の話量を増やすことから初めてみましょう。

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訪問販売の注意点!3つのNG行動

特定商取引法の無視

特定商取引法の遵守は、訪問販売の絶対条件です。氏名や目的を告げない勧誘は違法であり、最悪の場合、業務停止命令の対象となります。

消費者庁は、強引な勧誘への処分を厳格化しています。もし、会社に偽りの名乗りなどを命令されたら、断固として拒否しましょう。

参考:特定商取引法ガイド(訪問販売)|消費者庁

顧客のプライバシー侵害

訪問販売では、顧客のプライバシー尊重が極めて重要です。敷地内への無断立入りや顧客情報の漏洩行為は、絶対に避けましょう。

最近では、訪問先での出来事をSNSで発信するなどは明らかなプライバシー侵害も起こっています。顧客の権利は最重要視してください。

クーリングオフ制度の偽り

訪販の商品がクーリングオフの対象にも関わらず、「出来ない!」という営業トークを使う業者がいますが、絶対に駄目です。

制度の隠蔽は不実告知となり、プロとしての信頼を根本から失墜させるだけでなく、法的罰則の対象になります。

解約権利の透明な提示こそが、提案内容への自信の裏付けとなり、結果としてキャンセル率の低下と成約に繋がります。

参考:押さえておきたいクーリング・オフ制度

まとめ:訪問販売は科学することで成果がでる

訪問販売は、コツを知り、プロセスごとに改善することで絶対に売れるようになります。

売れない営業は、コツを知らないまま根性論で訪問するので、改善したくてもできないだけです。

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