部署異動や転勤が納得いかなかったときに考えるべきこと

部署異動や転勤が納得いかなかったときに考えるべきこと

さて新年度を迎えるにあたって、部署異動や転勤が差し迫って憂鬱な気分になっている、もしくは嫌な上司から離れることに成功し期待に胸を躍らせていることだろう。

今回は部署異動に関して書かせていただく。特に、部署異動や転勤に納得がいかなかった人は参考にしてほしい。

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中村 怜史
中村 怜史
監修
メルセンヌセールス
営業歴15年トップエージェント
BtoC訪問・賃貸営業で部長を歴任。500名以上のメンバーを育成し、成果を出す営業人材を輩出。現場で培ったノウハウを強みに、未経験・20代の営業志望者を中心に、個々の志向やキャリアビジョンに応じた営業キャリア支援を行っている。

大企業は部署異動のコントロールが難しい

大企業は人が多すぎて、異動、転勤がある程度機械的に行われるため納得いかない人が毎年でてくる。特に東京でずっと育ってきた人が、関東配属の可能性が高い、地方転勤はほぼないと言われていたのに、実際に配属されたのが地方だったというパターンが多くある。

大企業は組織として安定している分、誰かがはずれ部署やはずれ支店に行かされることは避けようがない。では、そのような配属、転勤になったときにどうしていったらよいか考えたい。

まずは、望んでなかった花形部署ではないところ、不本意な部署に行った場合から考えていこう。

部署に納得いかない場合

部署異動は1回したら2年程度は異動がないだろう。多くの企業では、定年まで長く働くことを想定しているため、今までの経験には延長線上にないところに異動することがあるだろう。

商社でも三井物産と三菱商事では異動の在り方が違うので、ここでは説明を省略するが同業界でも異動の在り方について十分に調べておいてほしい。

多くの場合、部署異動にあらがえないので、異動先で自分の市場価値を落とすことなく、そしてモチベーションを高くして働けるか考えておこう。

よくいるのが、ずっとこの会社にはいるつもりはないと言っているのに、明らかに将来のキャリアにつながらない異動になったのにそこでまだ働こうとする人だ。

ずっといるつもりがないといっているとどうしても仕事に甘さが最後にでてしまう。自分ではそう思ってなくても最後にはそうした甘さが出ているのである。

もし不服な異動になって、取り合ってもなんともならない場合は他の選択肢か、会社にずっといる覚悟をして社内で出世する方法を考えておこう

転勤になった場合

転勤になった場合は残念ながらポジティブにとらえることができない。地方に行った場合は、安い生活コストを背景にQOLが上がったくらいでキャリア的な成長はほとんどない。神戸にあるP&Gや愛知にあるトヨタ等の一部の企業を除くと、東京を離れることは基本的に損失だ。

東京を離れると意識の高い人が少なすぎて、成長していこうとする意志が薄れていく。研究開発や工場は東京にあることは少ないのでその場合はしょうがないが、それ以外の職種で東京を離れることはかなり損失だ。

一生同じ会社に勤める気がないのであれば、東京以外の勤務になったらすぐに動いたほうがいい。落差に納得できない人がおり、結局転職してしまうからだ。最初から地方に住んでいる人は、そこで慣れているので無理に東京にくる必要はない。

東京にずっといた人が、「東京は~」と比較するのがよくないのである。そうしたマインドになるなら早く行動して転職したほうがよいと考える。

期限を決めてみる

いずれにせよ今の状況から異動や転勤になり、納得できないときは期限をきめて少し働いてみてから身の振りを考えるとよい。意外に新しい環境が楽しかったということもあるから必ずしも、転職しよう!辞めてやる!という風にならなくていいだろう。

その代わり期限を設けて、意思決定をするタイミングを決めよう。意思決定のタイミングでもう転職はしないと決めたら、情報収集はし続けるものの転職活動自体は辞めたほうがいい。

新しい環境で気持ちが入ってはいないと周りの人たちはすぐに気づいて指摘するものなのである。

海外の経験は絶対に積んでおく

海外に異動になってテンションが下がっているという人は成長意欲が高い人のなかではほとんど聞かないが、海外で働く機会があれば絶対につかんでおいたほうがいい。海外の人たちと働く経験、外国語を使って就業した経験は現在の日本において転職市場や年収アップに寄与する要素になっている。

海外経験というより、海外の環境で市場開拓できる人材はかなり限られているため少しでもその可能性がある人材は目を付けられる。

特にメーカー等であれば海外人材は求められるので海外で働く機会は得ておくとよいだろう。これが四国で働いた経験が3年ありますといっても需要はほとんどないが、アメリカで現地の統括をほとんど日本人がいない環境でしていたとなると需要は一気にあがる。

日系企業の現地法人や、日本本社のグローバル部門といった出世コースになりやすい部署に転職できる可能性がある。

海外に行けるチャンスがどれだけあるかを考えて、不服な異動を受け入れることも考えてほしい。

業界によっては30代になってからがチャンスである場合もあるから中期的な目を持つことも大事だ。一方、コンサルティング業界などは20代で早めに経験を積まないと取り返しがつかなくなるので業界によって違いがあることだけ認識しておこう。

動くためにも日ごろから情報収集を

今回の記事ではだいぶ入門的な内容にさせていただいた。いつもよりも目線が下がった内容になってしまったが、情報収集を忘れないようにしてほしい。

部署異動や転勤に抗うことはできない。不満なら転職も視野にいれて、自分が望む働き方を実現してほしい。

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