警察官から転職は難しい?転職のメリット・デメリットを紹介

警察官から転職は難しい?転職のメリット・デメリットを紹介

「警察官から転職するのって難しい?」
「転職して後悔しないか心配」

警察官は誰しもが憧れるかっこいい仕事ですよね。でも実際に警察官になってみたら、理想と違って転職を考えている人もいると思います。

この記事では、警察官からの転職は難しいのか、転職のメリットやデメリットを紹介しています。警察官の離職率やおすすめの転職先も記載しているので、転職を悩んでいる人は参考にして下さい。

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中村 怜史
中村 怜史
監修
メルセンヌセールス
営業歴15年トップエージェント
BtoC訪問・賃貸営業で部長を歴任。500名以上のメンバーを育成し、成果を出す営業人材を輩出。現場で培ったノウハウを強みに、未経験・20代の営業志望者を中心に、個々の志向やキャリアビジョンに応じた営業キャリア支援を行っている。

警察官から転職する4つのメリット

  • 安定した休みを取れる
  • 精神的なストレスが減る
  • 副業で収入アップできる
  • キャリアプランの幅が広がる

安定した休みを取れる

警察官から転職する最大のメリットは、安定して休みを取れることです。警察官の場合、勤務体系によっては休みのサイクルが特殊で、自分の思うように休みが取れないことが多いです。

警察官は、事件があると処理で残業することも多く、休みでも緊急の呼び出しで出勤をしなくてはいけないこともあります。民間企業は土日祝休みが基本なので、予定を立てやすいメリットがあります。

精神的なストレスが減る

警察官から転職すると、精神的なストレスが減るのもメリットの1つです。警察官は、厳格な上下関係のある組織であることや、休日の呼び出し、部署によっては危険と隣り合わせなど、日々緊張を感じやすい業種です。

民間企業は、警察ほど上下関係が厳しい企業は少ないです。休日出勤や危険と隣り合わせになる状況も少ないため、精神的なストレスを軽減して、仕事に臨めます。

副業で収入アップできる

警察官から転職すれば、副業で収入をアップできます。副業禁止の警察官は、本業のみで収入を上げる必要がありますが、年功序列制のため給与が上がりにくいです。

現在、クラウドソーシングのような自宅でできる副業が増えています。転職して生まれた時間を有効活用し、収入アップを目指せるのもメリットの1つです。

キャリアプランの幅が広がる

警察官から転職すれば、キャリアプランの幅が広がります。警察官はもちろん定年退職まで働ける仕事ですが、出世や昇給しづらい職業です。

一方、民間企業に転職してスキルを身につければ、その企業で出世・昇給の可能性があります。そのうえ、スキルを活かしてより良い上位の企業へ転職することも可能です。

警察官から転職する3つのデメリット

  • 年収が下がる可能性がある
  • 収入や雇用の安定性が失われる
  • 民間企業に馴染めない恐れがある

年収が下がる可能性がある

警察官から転職すると、年収が下がる可能性があります。警察官は公務員の中でも比較的給料が高いので、民間企業に転職すると年収が減る人が多いことは留意しておきましょう。

対策方法としては、副業できる企業に転職し、本業以外の部分で収入を補うのがおすすめです。上手に副業すれば、警察官よりも高い年収になることも夢ではありません。

収入や雇用の安定性が失われる

警察官から転職すると、収入や雇用の安定性が失われてしまいます。民間企業は、業績次第では減給や賞与カット、最悪の場合リストラされる可能性があります。

対策方法としては、転職先の企業の業績を確認し、倒産やリストラの可能性がないかを確認しましょう。わからない人は、転職エージェントに登録して、志望企業の経営状態を聞いてみるのも手です。

民間企業に馴染めない恐れがある

警察官から転職すると、民間企業に馴染めない恐れがあります。民間企業は、仕事の内容はもちろん、職場の雰囲気や仕事の仕方など、警察官との違いがたくさんあります。

違いに馴染めず転職してしまう人が多いため、事前に転職エージェントなどを利用して、会社の雰囲気を聞いておくと良いでしょう。

警察官から転職するのは難しい?

警察官からの転職は、難しくありません警察官での経験は他の民間企業では得られないものが多く、転職先の職種によっては重宝される人材になり得ます。

世間一般では、警察官の転職は難しいと言われていますが、実際に転職に成功して、活躍している人もたくさんいます。転職を真剣に考えるなら、まずは転職エージェントに相談してみましょう。

警察官からの転職が難しいと言われる理由

警察官の転職が難しいと言われている理由は、転職後の働き方に馴染めずにやめてしまう人が多いからです。

警察官と民間企業では、仕事で必要な考え方が異なります。警察官は利益度外視で業務に臨みますが、民間企業は利益を追求します。民間企業は費用に見合った効果があるのかを優先して考えるため、慣れるまでに時間がかかります。

他にも、自分で仕事の進め方を考える場面も多くなります。警察は多くの業務にマニュアルが存在していますが、民間企業はマニュアルがない場合がほとんどです。

警察官が転職する4つの理由

警察官の転職理由

  • 仕事の拘束時間が長い
  • 給与や仕事内容が理想と異なる
  • 精神面でつらいことが多い
  • 上下関係が厳しい

仕事の拘束時間が長い

警察官の転職理由で最も多いのが、仕事の拘束時間が長いことです。警察官は事件や事故の後処理など、仕事上やむを得ない残業が多くなってしまいます。

警察官は、休日であっても事件や事故が発生すれば呼び出されることもあり、他業種と比べると拘束時間は長いといえます。

給与や仕事内容が理想と異なる

給与や仕事内容が理想と異なるのも、警察官の転職理由として多いです。希望部署に入れず、やりたかった業務ができない可能性も大いにあります。

給与に関しては、平均初任給(大学卒)が約22万円と、他業種(平均初任給は21万円)と比べても高いです。しかし、税金等で手取りが約18万円になるため、夢見ていた高給とのギャップを感じてしまう人もいます。

精神面でつらいことが多い

警察官は精神面でつらいことが多く、民間企業への転職を選ぶ人もいます。時には凄惨な事件や事故の現場に直面し、トラウマを抱えてしまう可能性もあります。

取り締まった相手から暴言を浴びせられたり、時には喧嘩に巻き込まれたりなど、常にストレスの多い業種といえます。

上下関係が厳しい

警察官の厳しい上下関係に耐えられずに転職を選ぶ人もいます。警察官は完全なる縦社会で、上司の命令は絶対です。

さらに、上下関係だけでなく、職場の雰囲気に馴染めない人もいます。特に女性に多く、男性が8割を超える職場に馴染めずに辞めてしまう人も少なからずいます。

警察官の離職率は1.8%

人数 離職者数 離職率
警察官 296,302人 5,394人 1.8%

出典:令和5年度地方公務員の退職状況等調査

警察官の離職率は、1.8%と低いです。厚生労働省のデータから産業別の離職率は8.4%なので、警察官は他職業の平均より約5倍も離職する人が少ないといえます。

【年代別】警察官の離職率

年齢 25歳未満 25~34歳 35~43歳 44歳以降
離職者数 1,388人 1,220人 364人 142人

出典:令和5年度地方公務員の退職状況等調査

年代別で見たときの警察官の離職率は、25歳未満が最も高いです。離職率全体の38%を25歳未満が占めており、年齢が上がるにつれて減少していきます。

警察官から転職すべき人の3つの特徴

警察官から転職すべき人の特徴

  • 精神的なストレスに弱い人
  • 昇格意欲が高い人
  • 個人の時間を大切にしたい人

精神的なストレスに弱い人

精神的なストレスに弱い人は、警察官を辞めて転職するべきです。警察官は業務内外問わずストレスがかかる場面が多く、ストレスに弱い人には向いていません。

仕事柄、常に緊張状態が継続するためストレスを感じやすく、仕事の拘束時間の長さも相まって体調を壊しかねません。ストレス耐性が低い人は、転職をおすすめします。

昇格意欲が高い人

昇格意識が高い人も、警察官にはあまり向いていません。警察官は公務員のため、基本的に年功制で昇給・昇格していきます。キャリア組になるのも一つの手ですが、競争率が非常に高く、あまりおすすめできません。

昇格意欲が高い人は民間企業に転職をし、昇格・昇給を目指したほうが現実的です。しかし、ほとんどの転職先の業務は、公務員の業務とは異なる場合が多いです。

個人の時間を大切にしたい人

個人の時間を大切にしたい人も、警察官には向いていません。警察官は拘束時間が長く、急な呼び出しで休日が潰れてしまうこともあります。

自分のライフスタイルを崩したくない人は、勤務時間の融通がききやすい民間企業に転職しましょう。

警察官の転職先おすすめ3選

警察官におすすめの転職先

  • 営業職
  • 警備員
  • トラックドライバー

営業職

こんな人におすすめ

  • 収入を上げたい人
  • コミュニケーション力が高い人

警察官の転職先としては、営業職がおすすめです。日々の職務で磨いたコミュニケーション力や体力を強みに、未経験からでも即戦力として活躍できます。

営業職は、個人の頑張りが給与に反映されるため高収入を実現しやすいです。実績に応じたインセンティブ制度を活用して成果を出せば、前職を大きく超える報酬を手にできます。

警備員

こんな人におすすめ

  • 即戦力として活躍したい人
  • セキュリティ管理に詳しい人

警察官からの転職先として、警備員もおすすめです。警察官と業務の共通点が多く、転職してすぐに即戦力として活躍できます。

警備員への転職は、警察官という経歴が採用に有利に働く可能性が高いです。

トラックドライバー

こんな人におすすめ

  • 人と関わらずに仕事をしたい人
  • 体力には自信がある人

警察官からの転職先として、トラックドライバーもおすすめです。特に、警察官を人間関係の煩わしさからやめた人にはおすすめです。トラックドライバーは人と関わることが少なく、自分のペースで仕事ができます。

トラックドライバーは、長時間の運転や荷物の積みおろしで、警察官の時に鍛えた体力を活かして仕事ができます。

警察官からの転職を成功させる2つのコツ

警察官での経験を活かせる仕事を選ぶ

警察官からの転職を成功させるコツは、警察官での経験を活かせる仕事を選ぶことです。警察官で培った忍耐力や判断力はどの職種でも重宝されるスキルです。

転職エージェントを活用する

警察官からの転職を成功させたい場合は、転職エージェントを活用しましょう。転職エージェントを活用して、転職先の情報を集めると転職活動を成功させやすくなります。

警察官の転職体験談

警察官から転職して後悔した人の声

やりたいことが見つからない

性別 男性
転職時の年齢 40代後半
転職後の仕事 アルバイト
体験談 練習中の怪我で退職しました。長年続けてきた仕事でしたが、大きな怪我で続行不能だったため、退職を選びました。退職後はやりたいことが見つからず、どんな仕事に就けばいいかすごい悩みました。事務員としてでも警察に残るべきだったと後悔しています。

警察官から転職してよかった人の声

夜勤から解放され家族の時間が増えた

性別 男性
転職時の年齢 20代後半
転職後の仕事 製造系の技術者
体験談 結婚をして子供ができましたが、そんな中でも警察官は夜勤などがあり家族との時間が取れず、転職を決意しました。今の仕事は、夜勤がないのがとても良いと思います。家族との時間もしっかりととることができているので、満足しています。

警察官を辞めて体調が良くなった

性別 女性
転職時の年齢 20代前半
転職後の仕事 調剤薬局の事務員
体験談 警察官になってから心身ともに体調を崩すことが多かったのですが、転職してからは体調も良くなりました。全く知識のない薬局業界に入ったので、調剤事務員や登録販売者の資格を取るのに苦労しましたが、今は仕事にやりがいを感じています。

警察官の転職でよくある質問

転職してから警察官にまた戻れる?

転職してから再度警察官へ出戻りすることは可能です。しかし、不祥事等による懲戒処分の場合は不可能ですので、覚えておきましょう。

女性警察官におすすめの転職先は?

女性警察官におすすめの転職先は、市役所などの公務員です。市役所などの公務員は事務作業が主な業務なので、警察官で培った事務作業の勝手が活かしやすいです。

まとめ

警察官からの転職は難しくありません。転職エージェントを活用して、転職後のギャップがないように、企業の下調べは必ず行いましょう。

警察官から転職すると収入が減ってしまうことも多いですが、副業すれば警察官の時以上の年収も実現可能です。

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